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【2025/05/26 10:22 】 |
モンブラン(MONTBLANC)のブランドヒストリー
 現在ではボールペンの一大ブランドとなっている「モンブラン」(MONTBLANC)。 モンブラン ボールペンを製造しているのは、同名の社名を持つ「モンブラン」(MONTBLANC)社です。 しかし、会社の創業当初は、社名は「モンブラン」ではなく、「シンプロ・フィラーペン・カンパニー」という名前でした。 シンプロ・フィラーペン・カンパニーの創業年は1906年。 創業者は •クラウス・ヨハネス・フォス(ドイツ・ハンブルグの文房具店経営者) •クリスティアン・ラウゼン(ドイツ・ハンブルグの銀行家) •ヴィルヘルム・ジャンボア(ベルリンのエンジニア) の3名です。 当時のペンはインク容器とペン本体が別でしたが、シンプロ・フィラーペン・カンパニーではインク容器を一体化した、新しい形のペンの開発を試みました。 そして1909年、万年筆「ルージュエ ノアール」を発表します。 ルージュエ ノアールは軽量な黒色の硬質エボナイト製で、キャップトップが赤い万年筆でした。 (現在ではほとんどの場合、万年筆の本体部にはプラスチックや金属が使用されていますが、高級万年筆には今でも耐久性を重視して、エボナイトを用いているものがあります。) 1910年、3人の創業者は •最高品質の筆記具を作り、そのシンボルをヨーロッパ最高峰の「モンブラン山」とすること •モンブランの山頂の積雪をイメージさせるため、キャップトップを白くすること •このように作った万年筆を、モンブラン山の名前をとって「モンブラン」(MONTBLANC)と名づけること  を話し合って決めます。 そしていよいよ、モンブラン社はキャップトップが白い万年筆「モンブラン」を発表します。 モンブラン社が発表したキャップトップが赤い万年筆「ルージュエ ノアール」の次に、ついに創業者3人の思いを結集した、キャップトップが白い「モンブラン」が発表されました。 この白いキャップトップが、後のモンブランのブランドロゴ「ホワイトスター」に発展していきます。 「ホワイトスター」は、ヨーロッパ最高峰の山である「モンブラン」の山頂を覆う万年雪をイメージしてデザインされたものです。 このホワイトスターがシンプロ・フィラーペン・カンパニー製造のペンにロゴとして取り入れられたのは、1913年のことです。 1924年には、モンブランの代表的な傑作と言われる万年筆「マイスターシュテュック」が発表されます。 1930年から、モンブラン社の万年筆のペン先に、モンブラン山の標高「4810」の数字が刻まれるようになりす。これは、マイスターシュテックから始まられたものです。 1934年に、既にブランドロゴとして使用されていたモンブラン山の名前を社名に取り入れました。 変更後の社名は「モンブラン・シンプロ・GMBH」です。 しかし、モンブラン社は1980年代にダンヒル社に買収されます。 1977年には、万年筆の売上が伸び悩んでいたモンブラン社は、実質的にダンヒルの支配下にありました。 そして、ついにモンブラン社は1985年に、ダンヒル社に全面買収されます。 現在のモンブラン社は、高級嗜好品企業グループ「リシュモン」の傘下に入っています。 そのこともあり現在では、モンブラン社は万年筆のみでなく、そのブランド力を生かして時計やフレグランス、皮革製品なども販売しています。 しかし、現在は廉価な万年筆の製造を中止して、高級な万年筆の販売に限定しており、同社の売上における万年筆のシェアは減少傾向にあるそうです。 そのため、かつての万年筆メーカーとしてのモンブランのイメージは、薄れつつあるようです。 モンブランは企業イメージの保護のために、小売店には基本的に通信販売を行わないよう指導しており、仮に通信販売が行われる場合でも、商品価格は記載せずに購入希望者側から問い合わせるようにしているそうです。 しかし、実際には価格を公表してのネット通販が多く行われているようです。 モンブラン万年筆の販売店舗は、楽天市場などでちょっと調べるとすぐに見つけることができます。 (ただし、品揃えは多いとは言えず、欲しい万年筆がちょうど販売されている可能性は低いかもしれません。) ちなみに、モンブランの製造する筆記具は万年筆のほかに、ボールペンやシャープペンシルなどもあります。
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【2012/11/08 14:35 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
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